いちりゅうまんばいび
一粒万倍日とは
小さく始めて、大きく育てる日。借りものは控えめにね。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、一粒の籾(もみ)をまくと、万倍にもなって実るという意味の吉日です。この日に始めたことは大きく育つとされ、仕事始めや開店、種まきなどに選ばれてきました。
えんぎ帳では、節入り(二十四節気の節)で月を区切り、その月ごとに決まった十二支の日を一粒万倍日としています。
向いているとされること
- 新しいことを始める
- 開店・開業
- 財布を使いはじめる・口座を作る
気をつけたいこと
- お金を借りる、人から物を借りるといったことは「苦労も万倍になる」として避ける考え方があります。
えんぎ帳での数え方
二十四節気の「節」で区切った月(節月)ごとに、次の十二支の日を一粒万倍日としています。
| 節月 | 期間のめやす | 十二支 |
|---|---|---|
| 寅月 | 立春〜啓蟄の前日 | 丑・午 |
| 卯月 | 啓蟄〜清明の前日 | 寅・酉 |
| 辰月 | 清明〜立夏の前日 | 子・卯 |
| 巳月 | 立夏〜芒種の前日 | 卯・辰 |
| 午月 | 芒種〜小暑の前日 | 巳・午 |
| 未月 | 小暑〜立秋の前日 | 酉・午 |
| 申月 | 立秋〜白露の前日 | 子・未 |
| 酉月 | 白露〜寒露の前日 | 卯・申 |
| 戌月 | 寒露〜立冬の前日 | 酉・午 |
| 亥月 | 立冬〜大雪の前日 | 酉・戌 |
| 子月 | 大雪〜小寒の前日 | 亥・子 |
| 丑月 | 小寒〜立春の前日 | 卯・子 |
月の区切りを旧暦の月にするなど、ほかの数え方をしている暦もあります。
どの暦注も、昔からの習わしとして紹介しています。吉日にしたからといって、よい結果が約束されるわけではありません。
一粒万倍日の日付
次の一粒万倍日は2026年11月4日(水)です。
計算の方式と、検算に使った資料は暦の計算方法にまとめています。